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[The Thunderbolts Project,Japan Division] エレクトリックユニバース  電気的宇宙論、プラズマ宇宙物理学、 電気的観察物理学、解説、翻訳、 深津 孝明

スチュアート・タルボット ・ JWSTはビッグバンを破綻させ続ける

スチュアート・タルボット ・ JWSTはビッグバンを破綻させ続ける


 
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今日、私たちは、
ジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡がもたらす驚くべき発見と、
それが宇宙論の未来に及ぼす、広範囲にわたる、
影響についての探求を続けています。

物理学者のウォル・ソーンヒル氏による、
望遠鏡が取得した画像の最初の公開前と後の、
両方の、詳細な分析を、視聴者に、
思い出させることから始めるのが適切だと思います。

特に重要な点は、
宇宙論赤方偏移に関して、
予想される啓示についてなされた。

もちろん、宇宙論赤方偏移は、
時空そのものの膨張による現象である、
という解釈が定説です。

対照的に、エレクトリック・ユニバースは、
赤方偏移は本質的なものであり、
膨張する宇宙によるものではない、
というハルトン・アープの説に常に賛同してきた。

ここで何度も述べているように、
ハルトン・アープ氏の論文では、
クエーサーは、活動銀河核(AGN)から放出され、
伴性銀河に進化する可能性があります。

その場合、
赤方偏移の強い天体は、若々しさを示します。

言い換えれば、天体物理学者が、
これまでに観測された中で、
最も遠い天体として認識するものを見るとき、
車のバックミラーに表示される
「天体は、見た目よりも近いかもしれない」
という警告を考慮するとよいでしょう。

アープ氏や他の天文学者たちが、
数十年前に提示し始めたこの証拠には、
赤方偏移の高天体と低赤方偏移天体の間の
「あり得ないつながり」が含まれています。

つまり、赤方偏移は、地球への旅の途中での、
光の変化によるものではあり得ません。

ウォル氏は、JWSTの画像から、
この証拠を最近特に強力に、
肯定したことを強調した。

彼は、天文画像における、
天体の視認性に対する宇宙塵の影響に関する、
詳細な分析で、この様に説明した、

JWSTは、アープ氏が主張したように、
このステファンの五重奏団の画像は、
標準的な推論では、赤方偏移が、
数億光年しか離れていない銀河系NGC7319の前に、
地球上の我々の視点から100億光年の位置にある(とされる)、
クエーサーをはっきりと示していることを確認しました。

エレクトリック・ユニバースとプラズマ宇宙論は、
天文学者が、目に見える宇宙の約96%が、
目に見えない暗い物質でできていると言っている、
理由を認識しています。

これは、純粋に重力モデルでは、
実際に観測されたことを説明できないためです:
銀河は、プラズマ宇宙論者が、
実験室やスーパーコンピューター上の
粒子細胞シミュレーションで、
何十年にもわたって実証してきた電磁気現象です。

暗黒物質や暗黒エネルギーは、
これまで証明されたことがなく、
私たちの視点から見ると、それらは存在しませんが、
この立場は、より精緻な技術データによってのみ、
再確認されています。

私たちの立場は、
ビッグバンは存在しなかったということです。

宇宙は年齢も範囲も不明で、
無限の可能性もあります。

いわゆる「初期宇宙」で銀河が発見された、
という報告を聞いてから2年目になりますが、
これは単に問題があるだけでなく、
標準的なビッグバン宇宙論では「不可能」とされています。

以前にもお話ししたように、
いわゆる「時の夜明け」には、
成熟した銀河が過剰に存在していたため、
宇宙の年齢をほぼ2倍にすることを、
提案する科学論文が少なくとも1つ発表されました。

これは、ウォル・ソーンヒルの、憂鬱な、
しかし現実的な予言の成就であり、
天文学者はビッグバン理論の反証に対して、
単に周転円を追加するだけで反応するだろう、
というものでした。

この観点から、私たちは、
ジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡による、
もう一つの大発見の探査を始めました。

2024年2月14日、スウィンバーン工科大学は、
プレスリリースを発行しました、 題して、
「可能性を超えて: 
JWSTの新たな観測により、謎の古代銀河が発掘される。」


レポートは、この様に始まります、
「銀河がどのように形成され、
暗黒物質の性質についての私たちの理解は、
110億年以上前から存在するはずのない
天の川銀河よりも大きな恒星集団の、
新たな観測によって完全に覆される可能性があります。」
「本日、ネイチャー誌に掲載された論文は、
ジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡からの、
新しいデータを用いた発見を詳述しています。
その結果、115億年前(宇宙赤方偏移3.2)に観測された、
初期宇宙の大質量銀河には、
15億年前(赤方偏移約11)の、かなり早い時期に形成された、
非常に古い恒星達の集団があることがわかった。
この観測は、暗黒物質が、それらの形成に種をまくために、
十分な濃度で蓄積されていないため、現在のモデルを覆すものです。」


ここで、科学研究のための、
暗黒物質モデリングの努力に貢献した、
クラウディア・ラゴス准教授の発言を考えてみましょう。


彼女は次のように述べています、
「銀河の形成は、暗黒物質の、
濃縮の仕方によって大きく左右されます。
このような非常に重い銀河が、
宇宙の非常に早い時期に存在することは、
私たちの宇宙論の標準モデルに、
大きな課題を投げかけています。
なぜなら、これらの大質量銀河を、
ホストするような巨大な暗黒物質構造は、
まだ形成されていないと考えているからです。
これらの銀河がどれほど一般的であるかを理解し、
これらの銀河がどれほど本当に重いかを理解するには、
さらなる観測が必要です。」

ここで、視聴者の皆さんには、
私と一緒にドラマから一歩下がって、
木々を見て森を観る事を試みていただきたいと思います。

2週間前、私はこのチャンネルで、
化学組成が発見した科学者によって
「不可能」と特徴付けられた、
恒星の最近の発見について論じました。

つまり、恒星形成の標準模型では、
説明できないのです。

残念なことに、この恒星の存在について提示された説明は、
それを提供した科学者によって認められている事実であり、
同様にありそうにないかもしれません。

科学者たちは、
太陽の50倍から80倍の質量を持つ巨大な太古の恒星が、
宇宙の夜明け直後に超新星爆発を起こし、
その後の「あり得ない」恒星が形成されたという、
不可解な元素のスープを提供したと提唱しました。

問題は、標準的な天文学では、
この大きさの恒星は、超新星爆発を起こすのではなく、
ブラックホールに崩縮すると予想されていることです。

アドホックな理論におけるこの種の自己矛盾は、
このシリーズを長年見ている人にとっては、
目新しいものではありません。

制度化された科学が、恒星や銀河の形成に関する、
まったく新しい理論を検討するには、何が必要でしょうか?

ビッグバンと呼ばれる、
物理学に逆らう創造イベントから始まる、
進化のタイムラインを含まないもの。

この疑問に対する洞察は、
天文学者V.アクセル・フィルソフによって、
提供されています、
『...私の印象では、トーマス・クーンが、
「普通の科学」と呼んだものの多くは、
正統派の愚かな支持と、
ある科学者が同僚と仲違いすることを恐れて、
一種の鏡ギャラリー回帰で、
別の科学者が言ったことを繰り返すプロセスによって到達する、
いわゆる「意見のコンセンサス」に堕落しているということです。
結局のところ、このコンセンサスが、
どのようにして生まれたのかは誰にもわからないようですが、
歩調を合わせていないものは容赦なく抑圧されます。』

私の意見では、宇宙論における、
立証責任の概念が、逆転しているように思えます。

自称懐疑論者から、
「並外れた主張には並外れた証拠が必要だ」
というコメントを聞いたことがあるでしょう。

しかし、現代の宇宙論、そして、
実際多くの理論科学を記述する、より[正しい]公理は、
「不人気な主張には並外れた証拠が必要だが、
一方、一般的な主張は、手のひらを見せるだけ(挙手をするだけ)で済むようだ。」

暗黒物質が存在するという、
直接的な証拠はありません。

暗黒物質の探索には貴重な資源が費やされ、
研究者が(収穫無しに)手ぶらでやってくる中、
無益な追跡をあきらめることを提案する、
プロの科学者の数は増え続けています。

対照的に、先日、
ブライアン・キーティング博士は、
動画を投稿しました、題して、
暗黒物質を検出したらどうなるか?」

もっと合理的な質問は、
「なぜ、納税者の税金を含むこれ以上の資源が、
捜索の継続に費やされなければならないのか?」
だと、思います。

制度化された科学が、
この信用できない、しかし依然として非常に人気のある、
並外れた主張を放棄するには、どれほどの規模の反証が必要ですか?

制度化された科学は、
探索に値する暗黒物質の代替品が、
存在しないと主張することはできません。

もちろん、これはよく知られた、
修正ニュートン力学を超えています。

このチャンネルを長年見ている人は、
引退したドナルド・スコット教授が、
逆回対向転する円筒形の殻として、
視覚的に表現された、バークランド電流の、
数学的モデリングを覚えているはずです。

スコット博士は、渦巻銀河の腕で測定された、
恒星達の速度プロファイルを、
バークランド電流の予測プロファイルと比較しました。

以下は、この仮説を探求するための、
彼の継続的な取り組みについて語っている、
最近のサンダーボルツの、
スコット博士のインタビューからのクリップです:

「銀河における典型的な恒星達の
速度プロファイルを思い出してください
- 半径Rの関数としての、
恒星の速度のプロット、銀河の中心からの距離 –
は、天体物理学者を全く困惑させています。
実際には、それらは通常、
Rの平方根である関数のプロットのように見えます。
この形状はニュートン物理学では説明できず、
そして、ほとんどすべての天体物理学者は、
電気的効果が宇宙で見られるものを生み出す、
可能性を否定しています。
そのため、ヴェラ・ルービンや、
彼女の同僚のような天文学者は、
1940年代に暗い欠損物質の存在を仮定しました。
これらの恒星達の回転を説明する試みが、
何度も失敗に終わったことが、
天文学者たちを暗黒物質発見の、
数十年にわたる探求へと駆り立てたのです。
そこで、私のモデル、バークランド電流の、
プラズマの回転速度のプロットは、
天文学者を困惑させたものと、
似ているのではないかと考えました。
私は、その速度プロファイルが、
何であるかを判断することに着手しました。
私のモデルは、バークランド電流の、
磁場強度と電流密度に関する情報を提供しますが、
それらの電流を構成する、
電荷の速度に関する情報を直接は得られません。
バークランド電流中の、
荷電粒子の流れの速度を決定する鍵は、
プラズマの電流密度が、電荷密度と、
それらの電荷の速度の、
2つの成分を持っているという認識でした。
電荷密度は立方メートルあたりの電荷の量であり、
速度はもちろん、その電荷の箱が、
毎秒何メートル移動するかです。
したがって、これら3つの量J、rho、vの、
いずれか2つがわかれば、
3番目の量を見つけることができます。
歴史的な天体観測から、銀河内の恒星達の典型的な、
速度プロファイルがどのようなものかは、
明らかにわかっていますが、それはほぼRの平方根です。
そして、私のモデルの方程式から、
電流密度Jは、BC(つまり、バークランド電流)の中心軸から、
半径方向の距離Rで1/(Rの平方根)として変化することがわかります。
それで、私は、
3番目の量を解くことができました。
それほど難しくはありません、
- 私のモデルBC(バークランド電流)内に、
存在しなければならない電荷密度Rho、
このすべてのデータ(銀河NGC 1620からのデータ)を使用すると、
単純な、逆関係1 / Rであることがわかります
このことは、天文学者が、
そもそも暗黒物質を探すきっかけとなった、
これまで説明のつかない恒星の速度を、
生み出すことができる電気的プロセスが、
存在することを明確に示しています。」

構成の形成も銀河の形成も、電磁気現象であれば、
96%が、暗い宇宙の必要性はなくなります。

そして、宇宙論的な赤方偏移が、
天体に内在するものであるならば、
膨張する宇宙は存在せず、
ビッグバンも存在しなかったことになります。

ウォル・ソーンヒルが常々述べているように、
「宇宙科学は、世界の宗教の創造神話と競合する必要はない。」

さて、少し時間を取って、
主に人間として、お話ししたいと思います。

昨年、私たちは皆、
エレクトリック・ユニバース理論の第一人者であり、
人間の生活に不可欠な、信じられないほど幅広い問題に関する、
知識と知恵の源であった友人、同僚、メンターを失いました。

ウォルは、科学評論家ではなく、
科学探検家であり、すべての科学者が、
プロの科学者の人生を支配しがちな、
狭い専門分野を超えて、人間であるとはどういうことか?
という問題に関連する、
あらゆる分野を研究する必要性を認識していました。

ウォルが数え切れないほど述べているように、
この問いを単に無視する宇宙論は、
本当の成功のチャンスはない。

ウォルは、
反乱や不適合を擁護したのではない。

彼は、首尾一貫した信頼できる、
代替案を開発するのではなく、
単に科学の正統性を破壊しようとする、
反権威的なヒューリスティックに栄光を見出さなかった。

何よりも、彼はただ真実を知り、
他の人々を鼓舞して捜索に加わりたかったのです。

人間であるとはどういう意味ですか? 
これは、無限の答えが考えられる質問です。

しかし、宇宙とその中での、
私たちの位置についての理解に関しては、
個人の知的責任ほど重要なものはない、
ということに同意できると思います。

エレクトリック・ユニバースのコミュニティでは、
コントリビューターの大多数が、
自分の知的な旅を、個人的に変革するものだと、
表現していることに常に、興味を持っています。

多くの人々は、EUに、宗教的、学問的、
条件付けの生涯に、疑問を呈する根拠を見出した。

ウォルはかつて、好きな映画は、
『デッド・ポエッツ・ソサエティ』だと言ったことがある。

この映画でロビン・ウィリアムズは、私立学校の、
非常に独創的で型破りで刺激的な、教師を演じており、
何よりも生徒たちに、並外れた外的圧力に直面しても、
個人的な、知的主体性を発達させ、
自分で考える勇気を持つことを奨励しています。

映画の最後は、
映画史上、最も力強いもののひとつです。

痩せこけた教師が最後に教室を出るとき、
全員ではないが、何人かの生徒が机の上に立ち、
真の教育者に敬意を表して、
怒鳴る校長に文字通り背を向けている。

権威の命令に背を向けること自体は、
何の意味もないかもしれませんが、
そうする権利と能力を肯定することは、
すべてを意味します。

私が見た科学的な疑問をはるかに超えて、
ウォル・ソーンヒルを通して、
すべての人間の中に存在する、
理解、正気、そして真の偉大さの可能性を示しました。

自分自身と他人の中にある、
その可能性を否定することは、
一種の自己の裏切りです。

チャールズ・ブコウスキーの言葉を簡潔に引用すると、 
「あなたの人生は、あなたの人生です。 
じめじめした服従に、こん棒でつながれてはいけません。 
あなたは素晴らしいです。 
神々は、お前を喜ばせるのを待っている」
(^_^)